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三ヶ日町みかん [果物]

三ヶ日みかんは、静岡県浜松市北区三ヶ日町特産の温州みかんです。静岡県西部の浜名湖北岸の三ヶ日町は、和歌山県の有田みかんや愛媛県の愛媛みかんと並ぶ日本有数のみかんの産地で、生産量は全国第3位です。品種は青島が多く浜名湖に向った日当たりのよい南向き斜面の多い三ヶ日町には、一面にみかん畑が広がっています。

三ヶ日みかんには、マスコットキャラクターのミカちゃんが使われています。そのキャッチフレーズは「ミカちゃんマークの三ヶ日みかん」です。
柑橘としては100種類以上の品種があります。大きく分けると、極早生・早生・普通・晩生・晩柑類となります。その中で三ヶ日町では「青島」という品種を選んで主に栽培しています。「青島」は、三ヶ日自慢のおいしいミカンです。

三ヶ日みかんの歴史は、江戸時代に紀州より三ヶ日町平山地区の山田弥衛門が紀州みかんの苗木を持ち帰ったのが始まりです。その後の後天保年間に加藤権兵衛が実の大きい温州を三河吉良地方から導入し、これより紀州みかんに代わり温州みかんが栽培されるようになりました。明治に入るとみかん園ができまとめて植えられるようになりました。さらに大正時代には、中川宗太郎が赴任しみかん栽培を指導することで栽培技術が向上し、品質が良くなると共に収穫量も増え三ヶ日地域にみかん栽培が定着したのです。また稲荷山公園には、山田弥衛門・加藤権兵衛・中川宗太郎の三恩人の柑橘領徳碑が建てられています。

三ヶ日町は、みかん栽培に適した地域で、日照量が多く、耕土が浅く乾燥しやすいこと、そして年平均気温が16℃の温暖であることです。また三ヶ日みかんの収穫は10月中旬~12月中旬で、収穫後出荷まで貯蔵され、出荷は11月~3月です。


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